講談社

セミナーに行ってきた。現役の編集部の人の話が聞けるという大変ありがたいイベントである。自分の参加したコミック・週刊誌部門では、週刊現代の編集長やマガジンの副編集長が来るとのことで、毎週読んでいる自分としては激しく期待していた。

会場に着くなり驚いたのは、参加者のメガネ率の高さである。もう右を見ても左を見てもメガネ、メガネ。みんな今時風のおしゃれフレームメガネをかけていて、おぎやはぎヲタ大集合といった雰囲気。みんな同じ顔に見える。またコミック部門ということで、2次元臭を漂わせたひとが多かった。パワプロのカレンちゃんみたいなおぶすさんを発見したときは思わず笑ってしまった。

セミナー全体を通して感じたのは、編集部によってキャラがまったくちがうなぁということ。雑誌のテイストというかカラーが編集部にもしっかり出ていた。例えばマガジン編集部はミステリーを調査しているだけあって(ry、全体的にゆるい感じというか「楽しませます」みたいなサービス精神がある人が多いみたいだし、逆に週刊現代編集部は鋭い目線の敏腕記者といった面持ちのひとが多かった。社会をペンで切る、みたいなね。

最後に小さいグループを作って質問する時間みたいなのがあったんだけど、そのとき自分のところの担当だったのがマガジン編集部の人で、クロマティ高校の担当の人だった。いかにもクロ高に出てきそうなキャラの人だったから1ファンとしてうれしかった。ちなみにその人がアイディアを出して生まれたキャラも結構いるらしく、その代表がメカ沢だとのこと。あれが最初に出てきたときはかなり笑ったのを覚えている。メカ沢の構想段階で作者と一番もめたのが「あんな高校生いないだろ」ということだったっていうのがワラタ。

出社時間も厳しくなさそうだし、色々な人に出会える仕事ということで、自分的にはかなり評価上がった感じ。メガネ軍団を蹴散らして是非とも内定を勝ち取りたいものである。